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該当数
45

テクノロジーを活用して保健医療情報を整備したい

ガーナ共和国

1. 保健医療情報の整備におけるモバイル・テクノロジーの活用 中央政府の政策及び現場のサービス提供の計画、モニタリング、 評価の各段階においては、個人及び施設ベースの保健医療情報を 正確に収集及び分析し、意思決定に反映していくことが不可欠で ある。当該国(人口約 2400 万人(2010 年))においては次のよ うな課題を有しており、テクノロジーによるイノベーションによ り問題解決に資することが期待される。 (1) 施設ベースの情報整備における活用 当該国においては、公的保健医療サービスの実施機関であるガ ーナ保健サービス(GHS)が、Web 経由のソフトウェアシステム (District Health Information Management System 2 (DHIMS2)) を全国で運用しており、施設ベースの保健医療統計情報が統合さ れて毎月、郡から州へ、州から国へと報告されている。 これらの医療統計情報の収集にあたっては、サービスの末端で ある亜郡で地域保健活動を担う駐在型地域保健師が用途別の複数 の記録台帳(紙媒体)を用いて地域住民の情報を記録及び管理し、 これを集計し郡保健局に報告、郡保健局はこれを精査し Web 経由 で情報を入力するプロセスとなっている。 しかしながら、記録台帳の記入や報告用紙の作成等に多大な時 間を要するため、家庭訪問等を含め住民に対する活動の時間の確 保に支障が生じている。また手書きのため誤記入等が生じる場合 があり、統計の正確性向上が課題となっている。 そのため、このようなサービスの末端レベルにも Web へのアク セスが望まれており、これらの端末で簡易に入力及び管理するこ とが可能なソフト(アプリ)の開発と運用、併せて業務の特性等 に応じてタブレットやモバイル端末の配布が課題となっている。 (2) 個人ベースの情報整備における活用 他方、当該国では、個人ベースの医療統計情報を収集及び管理 する仕組みは整備されていない状況である。僅かに、開発パート ナーの支援等により、妊娠・出産、乳幼児等の母子に関する内容 など、一部の疾病対策プログラム等においては個人の情報に関す る記録台帳(紙)は存在するものの、その情報は公的保健医療サ ービスの実施機関であるガーナ保健サービス(GHS)の末端の保健 医療施設での保管に留まっており、組織全体で政策策定やサービ スの実施に幅広く活用等されているとは言い難い状況にある。ま たこれら台帳のソフト化も行われていない状況にある。 GHS においては、住民台帳、母子に関する情報(例. 母子手帳) など政策策定やサービス実施において収集すべき個人ベースの情 報項目について計画策定する能力はあり、上記の通り一部分野での試行を通じて、将来的には個人ベースの情報整備を拡大し、1. の施設ベースの情報と統合運用する構想がある。しかしながら、 1.と同様に、これの実現に関わる係るソフト(アプリ)の開発と運 用、併せて業務の特性等に応じてタブレットやモバイル端末の配 布が課題となっている。 2. 保健医療従事者の継続教育及び住民へのサービス情報提供・教 育におけるモバイル・テクノロジーの活用 住民に対する地域保健活動は駐在型地域保健師が担っている が、前述のとおり多忙であることに加え、地方保健行政における 財源難等から、技術の維持及び向上に係る十分な継続研修、上部 施設からの技術モニタリング・指導等の機会が極めて限られた状 況にある。また、一人の駐在型地域保健師がカバーする人口は多 く、住民に対して十分に各種サービスの内容や日程を周知、また 健康教育等を施しているとは言い難い状況にある。 上述の 1. のとおり、末端までの情報整備が進めば、各種統計情 報を入力及び報告し作業が効率化することに留まらず、タブレッ トやモバイル端末等を最大限活用することにより、例えば、教育 及び技術情報に関する学習ソフトを利用し自身の技術的スキルを 向上させる、また登録された住民の情報を活用し予防接種など各 種サービスの情報を住民に配信する、家庭でのセルフケアなどに ついて教育すること等も可能になると考えられるが、これら、保 健医療従事者への継続教育及び住民へのサービス情報の提供にお けるソフト(アプリ)の開発と運用等、テクノロジーの活用は進 んでいない状況にある。 当該国では一般市民のモバイル、PC 等の普及率は向上してお り、端末活用にあたっての環境が一定程度あること、母子保健 (MDG 達成は困難な見通し)や非感染症、栄養に関する住民への 情報提供や教育が一層望まれていること、非感染症等の増大やエ ボラ・コレラ等の突発的な流行などに対応すべく特に現場の保健 医療従事者が知識等を更新していく必要があること等から、これ らテクノロジーの活用は意義と実施可能性が高いと考えられる。 活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・電子端末、情報管理プログラム
想定される技術・製品
関係機関

ガーナ保健サービス(Ghana

想定エリア

アッパーウエスト州

越境ECコンサルタント
英語 翻訳・通訳
フリーランス(語学講師)
広告代理店
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
起業家
マーケティング
経営者

病院内の電子情報を整備して効率的な病院運営・透明性を確保したい

キルギス共和国

キルギスは人口 6 百万人を擁する一人当たりの GNI1,100 米ドル の低所得国である。旧ソ連時代には、社会主義の下で一定水準の 保健サービスを提供していたが、独立に伴い保健分野に係る予算 が不足し、質・量ともにサービスの低下を招いた。さらに、医療 人材や病床数等は、旧ソ連時代と比較しても半数以下であり、状 況の改善が必要とされる。 保健システムに関しては、外来病院と入院病院の完全分離体制が 旧ソ連時代から継続しており、複雑なリファラルシステムとなっ ている。例えば、総合病院の専門医と外来施設の一般医との連携 が不十分であるなど、効率的な継続ケアの提供が行われていると は言い難い。さらに、病院内においても、部門間の横の繋がりが 弱く診療効率が悪いという課題があるところ、効率的な病院運営 が課題とされる。 かかる状況下、キルギス政府は「2018-2023 中期開発戦略」を策 定し、TAZA KOOM と呼ばれる電子政府構想を積極的に推進して いる。特に、効率的な病院運営や透明性の確保のために e-medicine プロジェクト(カルテの電子化、病院予約の電子化、処方箋の電 子化等)の実施を目指していることから、病院内の電子化に寄与 する技術が求められている。 ■活用が想定される製品・技術・ノウハウ 病院内の電子情報の整備 ・診療報酬管理 ・病院統計(人事、会計、入院/外来数、上位/下位病院への搬送数) ・疾患情報(服薬情報、既往症歴) ・電子カルテ ・物品管理システム ・診療予約システム
関係機関

保健省

想定エリア

キルギス全土

英語 翻訳・通訳
経営者
越境ECコンサルタント
経営者
マーケティング
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
広告代理店

妊産婦の食事や乳児補完食のフードモデルを展開して慢性栄養不良を改善したい

グアテマラ共和国

グアテマラでは 5 歳未満児の半数近くが慢性栄養不良の状態にあ ることから、栄養改善への取り組みが急務となっている。当国の 栄養課題の特徴として、急性栄養不良の割合(13%, 2016 年)と 比較し、慢性栄養不良の割合が高いことが挙げられ、その要因は 妊娠期の低栄養に由来する胎児期の低栄養、母乳育児の不徹底と その後の不適切な乳児補完食の摂取にあると見られている。貧困 に加え、伝統的な食生活、知識不足、生活環境等の問題により、 特に先住民が多い地域において妊産婦と 2 歳未満児の健康・栄養 状態の改善が課題となっている。 ■活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・研修・講習会等で使用する妊産婦の食事及び乳児補完食のフードモデル(実物大の食品模型)
関係機関

保健省

想定エリア

英語 翻訳・通訳
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
経営者
マーケティング
越境ECコンサルタント
広告代理店

障害者・高齢者向けの栄養管理に関するノウハウ

エチオピア連邦民主共和国

栄養不良:サブサハラ・アフリカにおける栄養不良問題は、持 続的開発を図る上で依然大きな課題であり、その取組の更なる 強化は喫緊の課題である。近年、Scaling Up Nutrition、REACH のような栄養に関する国際的プラットフォームが形成され、各 種国連機関、二国間ドナーにより、保健、農業、民間セクター 等の枠を超えた取組みの活性化が図られているが、現場レベル での活動はまだ十分ではないと考えられる。 ■活用が想定される製 品・技術・ノウハウ ・障害者・高齢者等の栄養管理に係るノウハウ
関係機関

農業省(畜産、水産含む)、保健省、教育省、水・衛生関連省庁、その他栄養に関する省庁

想定エリア

医療系NGO
経営者
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
越境ECコンサルタント
開発コンサルタント(中小企業診断士)
広告代理店
マーケティング
NPO法人 代表
英語 翻訳・通訳

蚊を駆除してマラリアを防ぎたい

アンゴラ共和国

アンゴラは、近年の急速な成長を経て、サブサハラでは第 3 位の経済規模を持つ国である。しかし、経済・社会インフラ及び公的サービスは依然として脆弱なものであり、5 歳未満児の死亡率 や妊産婦死亡率等の母子保健関連指標は世界最悪の水準となって いる。特に、5 歳未満児の主たる死亡原因はマラリアによるものであり、駆除剤の需要は高い。 ■活用が想定される製品・技術・ノウハウ活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・駆虫剤
想定される技術・製品
関係機関

保健省、ルアンダ州保健局

想定エリア

ルアンダ州、アンゴラ全土

経営者
マーケティング
英語 翻訳・通訳
広告代理店
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
越境ECコンサルタント

栄養強化食品を取り入れて栄養不良を改善したい

ナイジェリア連邦共和国

栄養不良:サブサハラ・アフリカにおける栄養不良問題は、持 続的開発を図る上で依然大きな課題であり、その取組の更なる 強化は喫緊の課題である。近年、Scaling Up Nutrition、REACH のような栄養に関する国際的プラットフォームが形成され、各 種国連機関、二国間ドナーにより、保健、農業、民間セクター 等の枠を超えた取組みの活性化が図られているが、現場レベル での活動はまだ十分ではないと考えられる。 ■活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・First 1000 days1を意識した栄養教育・栄養摂取を推進する製品・ ノウハウ ・完全母乳育児・適切な母乳補完食を推進する製品・ 技術 ・貧血の改善に貢献する技術・製品 ・栄養強化食品及びその製造技術
関係機関

保健省、水・衛生関連省庁、その他栄養に関する省庁、農業省(畜産、水産含む)、教育省

想定エリア

ナイジェリア全土

フリーランス(語学講師)
マーケティング
経営者
越境ECコンサルタント
起業家
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
英語 翻訳・通訳
広告代理店

高齢者や障害者の生活を補助する製品を導入して生活環境を改善したい

マレーシア

マレーシアについては、先進国入りに向けた均衡のとれた発展が 重要課題の一つとなっており、マレーシア政府が発表した第 11 次 マレーシア計画においても、高齢者の生活環境の改善や障害者への支援の必要性が挙げられている。 マレーシアにおける高齢者の総人口比は、2020 年までに 10%に達 する見込みであり、こうした状況を受け、高齢者向け介護施設の 増加や介護サービスの強化、高齢者の自立的生活支援が計画され ている。また、障害者への支援に関しても、障害者の社会参加を さらに促すことが目標とされており、こうした流れの中で、高齢者あるいは障害者用の生活補助用製品への需要が高まりつつあ る。 こうした製品については、マレーシアで入手可能なものも多いも のの、車椅子や補装具の技術は非常に低く、特にカスタムメイ ドのものを希望する人には注文できるところは存在しないほ か、機能性に改善の余地があったり、入手可能な製品の選択肢が 限られたりしており、増加かつ多様化しつつあるニーズに応え切 れていない現状がある。 ■活用が想定される製 品・技術・ノウハウ ・三輪歩行車(施設内や近所での移動の他、自宅及び敷地内移 動にも使用できるものや折りたたんで収納、座ることが可能な ものなどへのニーズが想定できる。) ・移乗車椅子(特に医療/介護施設内での移動におけるニーズ が想定できる。) ・リクライニングベッド(特に家庭用について、今後普及の余 地があると想定できる。) ・福祉車両(現状入手可能な商用車の他、一般車でのニーズも 想定できる。) ・点字ディスプレイ
関係機関

保健省、女性・家族・地域開発省社会福祉局

想定エリア

マレーシア全土

ファンドマネージャー
コンサルタント
IT企業経営
広告代理店
越境ECコンサルタント
マーケティング
コンサルタント
アセアン自動車コンサルタント
海外輸出、進出支援エキスパート
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務

妊産婦と新生児の救急救命に必要な資機材を整備したい

ボリビア多民族国

ボリビア国の妊産婦死亡率・5 歳未満児死亡率・乳児死亡率は、改善されて きているものの、いずれも南米地域の中で最も高い死亡率となっている。サ ンタクルス県は 270 万人を超える人口を有するボリビア第二の県であり、 特にサンタクルス市では近年の人口増加・都市化に伴い、市郊外から 2 次病 院及びその上位の 3 次病院へ救急で搬送される出産時のリスクの高い母子 を含め重篤患者が増加しており、当該医療施設の救急部門において特に妊産 婦と新生児を対象とした救急救命に必要な資機材の整備ニーズが高い。 サンタクルス市では、1990 年代に JICA の支援で導入された公的救急医療サ ービスシステム(SISME)が、救急医療に係る患者紹介システム、患者搬送 (警察との連携含む)、人材育成等を担い、ボリビア国内で唯一機能してい る。さらに、1980 年代に我が国の無償資金協力で整備されたサンタクルス 日本病院は、県内のトップリファラル病院としてサービスを提供するだけで なく、近隣県もカバーする医療実習先の教育病院(卒前・卒後研修)として の役割も果たしている。このように、同市では過去の我が国の協力を通じて 強化された病院、保健医療システムが継続しており、日本の技術・製品への 信頼性が極めて高い。 活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・人工呼吸器(新生児・小児用)、体動センサ、救急用人工呼吸器、人工蘇生器、輸液ポンプなど救急医療用機器 ・分娩監視装置、胎児ドップラ、光線治療器、保育器など ICU/NICU 用機器
関係機関

保健省計画局、サンタクルス県保健局、サンタクルス市保健課、サンタクル、サンタクルス市

想定エリア

サンタクルス県、二次レベルの病院(5、三次レベルの病院(5

営業
広告代理店
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
マーケティング
経営者
英語 翻訳・通訳
越境ECコンサルタント
マーケター
スタートアップコンサルタント

栄養強化食品を取り入れて栄養不良を改善したい

ケニア共和国

栄養不良:サブサハラ・アフリカにおける栄養不良問題は、持 続的開発を図る上で依然大きな課題であり、その取組の更なる 強化は喫緊の課題である。近年、Scaling Up Nutrition、REACH のような栄養に関する国際的プラットフォームが形成され、各 種国連機関、二国間ドナーにより、保健、農業、民間セクター 等の枠を超えた取組みの活性化が図られているが、現場レベル での活動はまだ十分ではないと考えられる。 ■活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・First 1000 days1を意識した栄養教育・栄養摂取を推進する製品・ ノウハウ ・完全母乳育児・適切な母乳補完食を推進する製品・ 技術 ・貧血の改善に貢献する技術・製品 ・栄養強化食品及びその製造技術
関係機関

保健省、水・衛生関連省庁、その他栄養に関する省庁、農業省(畜産、水産含む)、教育省

想定エリア

ケニア全土

越境ECコンサルタント
マーケティング
英語 翻訳・通訳
広告代理店
NPO法人 代表
経営者
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
医療系NGO
開発コンサルタント(中小企業診断士)

糖尿病を測定するための機器を導入したい

マーシャル諸島共和国

マーシャルでは、首都マジュロにある国立病院の外科患者の 8 割 が糖尿病由来のものであり、生活習慣病に関係する疾患での死亡率が世界でも非常に高い水準になっている。その状況を改善する ために、様々な手段がとられているが、その効果を高めるために患者やその家族の意識改革が必須となっている。彼らの意識を高めるためにも、血糖値を図りその変化を考慮した生活を送ること が求められている。 ■活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・糖尿病手帳、血糖検査の HBA1C 測定器 ・糖尿病予防と対応のための啓蒙活動
関係機関

保健省、マジュロ病院、イバイ病院、ヘルスセンター

想定エリア

各環礁

元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
経営者
マーケティング
英語 翻訳・通訳
広告代理店
越境ECコンサルタント