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下水道に接続できない地方部において、生活排水を下水処理場と同水準に浄化したい

モロッコ王国

モロッコでは、経済発展、人口増加、および水道普及に伴い下水の年間排出量が増大しており、 2020 年には年間 9 億m3に達することが予想されている。また、生活排水のための下水道への接続 率は大都市部の 76%であるが、中都市では 67%、小都市では 40%と、地域による格差が大きく、 水源となる地下水や河川、海水の水質悪化にも深刻な影響を与えている。このため、モロッコ政府 は都市部での下水管整備や下水処理場の整備を進めているが、特に地方での中都市部での生活排水 の浄化はその対策が追いつかない状況にある。 【機能・性能面および仕様面】 ・ 日本の合併処理浄化槽を現地適用するにあたっては、事前に現地での排水原単位や気候、習慣 等の地域特性に応じた技術のカスタマイズが求められる。モロッコの場合、特に地方部ではト イレットペーパーを使用しないため、浄化槽への負荷が日本に比べてかなり低いことが想定さ れる。一方で、水使用量が少ないことから、汚水の濃度が高まり、想定よりも負荷がかかるこ とも予想される。そのため、日本で想定される対象人数との違いを踏まえつつ、モロッコに適 合した方法を導くことが求められる。 ・ 生活パターンに拠る生活排水のピーク時間などによっても、浄化槽の機能が影響される。加え て、食生活で使用される油分量も浄化槽のカスタマイズには重要なファクターとなるため、こ れらの点について、現地に適した仕様にすることが求められる。 【コスト面】 ・ 下水管の敷設との比較におけるコスト削減を図ることが求められる。 ・ 部品や消耗品の現地調達化によるコスト削減を図ることが求められる。 【維持管理面】 ・ 浄化槽の維持管理については、既に基本的な方法、手順および頻度等が定まっており、運営・ 維持管理には高い専門技術を必要としない。 ・ 一方で、浄化槽の機能を適切に維持するには、点検や洗浄等が必要なことから、適切な研修の 実施、マニュアル・ガイドラインの整備を行うことが求められる。
想定される技術・製品
関係機関

エネルギー・鉱物・水資源・環境省

想定エリア

モロッコ全土

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元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
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