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該当数
3

水産資源の流通や加工技術、養殖漁業の設備や技術を導入して漁業を振興させたい

モロッコ王国

日本は 1987 年から現在まで、モロッコの水産セクターに対し水産教育・漁業訓練、漁業振興・普及事業、水産基盤整備、水産資源管理など多方面に渡り、技術協力・有償資金協力・無償資金協力を有機的に組み合わせて支援を実施。また、同分野でサブサハラ・ アフリカへ支援を実施するモロッコ政府に対して、南南協力等の協力を実施。 同国政府は、水産資源の調査・研究による資源の保全・有効活用、沿岸零細漁業の振興を中心とした水産セクターの開発を進めてきましたが、天然資源だけに依存した漁業振興による持続性確保は困難であることから、水資源管理・養殖漁業等の開発が課題 となっています。 モロッコの漁業生産量はアフリカ地域で第一位(年間百万トン以上) ■活用が想定される製品・技術・ノウハウ ・水産流通・加工関連技術(保蔵、品質保持、包装等) ・海面養殖関連技術(養殖施設・資機材、海藻・貝類養殖技術)
関係機関

農業・海洋漁業・地方開発・水・森林省、国立漁業研究所、養殖振興機構

想定エリア

モロッコ全土

元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
経営者
マーケティング
アナリスト
英語 翻訳・通訳
広告代理店
越境ECコンサルタント

医療廃棄物による二次感染等のリスクを軽減させたい

モロッコ王国

モロッコでは、経済発展および医療サービスの向上に伴い医療廃棄物の排出量が増大傾向にある。 しかしながら、病院や保健センターにおける医療廃棄物の収集・処理体制は確立されておらず、危険廃棄物を医療施設内に長期間保管せざるを得ない等、適切な処理が実施できない状況が続いてい る。また、民間の専門廃棄物業者による医療廃棄物の回収・処理委託が推奨されているものの、民 間業者は利益率の低い地方部の業務には関心を示さず、委託業務の入札が不調となる事例が続いている。医療廃棄物には有害な細菌やウイルス等が含まれており、医療従事者、患者のみならず、周 辺住民等にも深刻な感染リスク危険を及ぼす可能性があり、モロッコ保健省としても最優先課題と 位置付けている。 【機能・性能面および仕様面】 ・ 現在のモロッコにおいて、医療廃棄物の処理ニーズが特に高いと想定される施設は、民間処理 業者が参入しない地方部の病床数 50~200 床程度の病院、および都市部と地方部の分娩可能な 保健センターである。また、地方部には、一般廃棄物の回収・処理システムが整備されている 地域がある。保健省によれば、200 床程度の病院から排出される医療廃棄物量(含む、一般廃 棄物)は、1日当たり 150kg~600kg 程度、分娩可能な保健センターからは1日 10kg~20kg(週 に 60kg~120kg、週 100kg を超える場合は保管期間 3 日)である。対象となる病院・保健セン ターの規模および廃棄物の排出量に応じて、効率的な処理できる処理装置が求められる。 ・ 全国 19 カ所の病院に導入されている破砕滅菌器は、1)血液汚染された包帯、2)期限切れ薬品 やラボの試薬、3)胎盤等の処理ができないため、これらの処理は民間業者に委託している。こ れら廃棄物を安全に処理することが可能な処理装置が求められる。 ・ 保健省病院局は、民間業者への委託処理が難しい医療施設については、医療廃棄物の処理を院 内で行うことが適切であり、その方法に焼却施設を採用することに前向きである。しかしなが ら、焼却施設からの排ガスを不安視する意見もあり、ダイオキシン類対策の徹底が求められる。 ・ 廃棄物の院内分別が徹底されていないため、多様な物質が混入する可能を想定する必要がある。 ・ 保健センターにおいては、少量の廃棄物量を処理する必要がある。このため、廃棄物の量や質 に関わらず、常時、環境汚染物質であるダイオキシン類を分解(完全燃焼)可能なよう、世界 保健機関 (WHO)が推奨する焼却温度の 850℃~1100℃、1100℃の滞留時間は 2 秒間という 基準を達成できる処理装置が求められる。 ・ 周辺住民への配慮から、無煙とすることも求められる。 【コスト面】 ・ 医療廃棄物の処理ニーズが特に高いと想定されるのは、地方部の 34 カ所の病院、都市部の 131 カ所の分娩可能な保健センター、地方部の 397 カ所の分娩可能な保健センターであり、対象数 が非常に多い。このため、モロッコの法令を遵守した上で、外部委託との比較において、初期 投資を可能な限り抑えることができるよう、安価な製品であることが望ましい。 ・ 病院・保健センターでは、使用済のシーツやタオル類を消毒・洗浄するために大量の温水が必 要であり、冬期、特に山岳部では暖房用ボイラーが必要となる。焼却炉からの排熱を温水やボ イラーに役立てることで、病院施設の運営コストの削減に役立てることが望ましい。 ・ 現在利用されている破砕滅菌機は、故障や部品交換が頻発していることに加え、主要部品(カッ ター)を輸入する必要があり、メンテナンスコストが病院の負担となっている。メンテナンス に病院側の負担とならないよう、消耗品については現地調達化が望ましい。 【維持管理面】 ・ 現在モロッコの病院内で医療廃棄物を処理するために使用されている破砕滅菌機やオートク レーブの運用は、民間委託業者からの派遣あるいは直接雇用にて対応している。医療廃棄物の 処理ニーズが特に高いと想定される地方部の病院や保健センターに、民間業者が人材を派遣す ると人件費が高額となることが想定されるため、施設の近隣に居住する人員を雇用することが 望ましい。 ・ 地方部の僻地に設置されている保健センターに焼却炉が設置される可能性もあることから、施 設の運営・維持管理には高い専門技術性を必要としないことが望ましい。 ・ 地方部の人材でも適切に施設の運営維持管理(定期点検、故障対応等)が実施できるよう、適 切な研修を実施するともに、分かりやすいマニュアルを作成する必要がある。また、医療従事 者側にも院内分別の重要性や焼却炉の仕組みが理解されるよう、ガイドラインを作成すること が望ましい。 ・ モロッコにおいて、頻発し易い事故や誤った利用方法等の情報を収集・分析し、マニュアルや ガイドラインに反映することが望ましい。
想定される技術・製品
関係機関

保健省、エネルギー・鉱山・水利・環境省

想定エリア

モロッコ全土

経営者
マーケティング
越境ECコンサルタント
英語 翻訳・通訳
広告代理店
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
アナリスト

下水道に接続できない地方部において、生活排水を下水処理場と同水準に浄化したい

モロッコ王国

モロッコでは、経済発展、人口増加、および水道普及に伴い下水の年間排出量が増大しており、 2020 年には年間 9 億m3に達することが予想されている。また、生活排水のための下水道への接続 率は大都市部の 76%であるが、中都市では 67%、小都市では 40%と、地域による格差が大きく、 水源となる地下水や河川、海水の水質悪化にも深刻な影響を与えている。このため、モロッコ政府 は都市部での下水管整備や下水処理場の整備を進めているが、特に地方での中都市部での生活排水 の浄化はその対策が追いつかない状況にある。 【機能・性能面および仕様面】 ・ 日本の合併処理浄化槽を現地適用するにあたっては、事前に現地での排水原単位や気候、習慣 等の地域特性に応じた技術のカスタマイズが求められる。モロッコの場合、特に地方部ではト イレットペーパーを使用しないため、浄化槽への負荷が日本に比べてかなり低いことが想定さ れる。一方で、水使用量が少ないことから、汚水の濃度が高まり、想定よりも負荷がかかるこ とも予想される。そのため、日本で想定される対象人数との違いを踏まえつつ、モロッコに適 合した方法を導くことが求められる。 ・ 生活パターンに拠る生活排水のピーク時間などによっても、浄化槽の機能が影響される。加え て、食生活で使用される油分量も浄化槽のカスタマイズには重要なファクターとなるため、こ れらの点について、現地に適した仕様にすることが求められる。 【コスト面】 ・ 下水管の敷設との比較におけるコスト削減を図ることが求められる。 ・ 部品や消耗品の現地調達化によるコスト削減を図ることが求められる。 【維持管理面】 ・ 浄化槽の維持管理については、既に基本的な方法、手順および頻度等が定まっており、運営・ 維持管理には高い専門技術を必要としない。 ・ 一方で、浄化槽の機能を適切に維持するには、点検や洗浄等が必要なことから、適切な研修の 実施、マニュアル・ガイドラインの整備を行うことが求められる。
想定される技術・製品
関係機関

エネルギー・鉱物・水資源・環境省

想定エリア

モロッコ全土

英語 翻訳・通訳
元メーカー兼商社(海外事業部勤務)、現在日系コンサル会社勤務
マーケティング
広告代理店
越境ECコンサルタント
経営者
アナリスト